初めてのサイト売買に役立つメリット、デメリット、コツや注意点をまとめてます。

私が経験したサイト売買に関する内容をすべてまとめています。
今から記載する内容をしっかり確認し、ポイントを抑えることでサイト売買の魅力を最大限引き出せると思っています。

サイト売買は成長企業

サイト売買と聞くと企業の合併や買収を想像しがちですが現在のサイト売買は「少額のM&A」といった非常にミニマム需要が高まっているような気がします。

大手が関わった莫大な金額の資金や数億単位の取引ではなく、本当に少額な数十万程度のサイト売買が非常に需要があると感じております。

そこで今回ご紹介するサイト売買の規模は10万円~100万円程度のサイトを買いたい方に視点を絞った紹介となります。なので、アフィリエイターの方や個人事業主、初期投資を抑えて安定した収益が欲しい方には面白い話ではないかな?と思っています。

サイト売買を取り扱うサイトの紹介

サイト売買Z

https://www.site-z.com/

基本的に安心できるサイトです。サイトから案件一覧を確認し、このサイトの詳細を確認したいとお問い合わせを行います。そこからサイト売買Zの担当者を一度挟みますので、詐欺サイトや不正情報を掲載しているという不安はありません。私も一日に数回確認をしているサイトです。

(買主)手数料の具体例
・手数料率(買主)が5%のサイトを300万円で購入した場合
買主様手数料は300万円×5%=15万円(税込)

※サイトの金額に応じて最低手数料が適用され、買主様手数料は5万円(税別)となります。

サイト売買のサイトストック

https://sitestock.jp/

こちらも安心して利用できるサイト売買のサイトです。また、掲載数や更新の数も私が確認している限り現時点一番のサイトではないかと思っています。

二つの料金体系

仲介交渉と直接交渉

仲介交渉

買主手数料 基本料110,000円 手数料110,000円(成約額の10%)
支払合計(税込)220,000円

直接交渉
買主手数料 180万円未満(税込)一律 55,000円
180万円以上(税込)譲渡額の3%

(例)譲渡額200万円(税込)の場合、手数料6万円(税込)になります。

仲介交渉と直接交渉はサイト売主によって設定されていますので案件部分の確認を行ってください。仲介は安心して交渉できますが、手数料が少し割高となってしまうのでその点ご注意ください。直接交渉でも全く問題ないと思います。

サイト楽市

http://www.site-rakuichi.com/

案件数も多く一番の特徴である完全無料のサイト売買サイトです。やり取りはサイトストック同様交渉を行いたいサイトの詳細ページに移動し必要情報を入力後に交渉開始となります。

UREBA

https://ureba.jp/

デザインも新しく、比較的掲載数や更新頻度も高いおすすめのサイトです。また完全無料で利用できるエスクローサービスも導入しており、安心して利用できるサイト売買サイトです。

仲介 成約額の10%
直接 成約額の5%

※最低手数料1万円となっております。

サイトバンク

http://sitebank.jp/

サイト売買のまとめサイト的な要素を占めています。

オススメの売却案件情報に掲載された案件はサイトバンクに登録されている案件です。売却案件情報の一覧は様々なサイト売買サイトから情報を収取して掲載しています。

現在サイトバンクでは、サイト売買の契約成立時を含め完全無料で利用できます。しかし、売買自体のサポート等はありませんのでご注意ください。

これまでに記載した手数料等は現時点(2020年1月14日)での金額となっております。

※サイト売買を利用する際は必ず注意事項やサイト利用の規約等を守ってご利用ください。こちらではトラブル等の責任は一切負えません。

サイト売買を利用するメリット

一番は時間をお金で買える点ですね。

新規ドメインを取得、サーバーを契約、サイトデザインを決め、コーディング、文章・記事作成等サイトを立ち上げるまでに時間や労力がかかります。その部分を一括費用を払ってすぐに収益化できる点がメリットではないでしょうか?

ほとんどのサイト売買では売金額に対し現在の収益額が記載されています。その売りと収益部分を照らし合わせどのくらいの期間でサイト購入金額を回収できるのか?を考えていきます。

メリットを最大限生かすコツや注意点は後ほどご説明します。

サイト売買を利用する際のデメリット

・提示された数値や収益額が異なっていた
・サイト購入、運営直後にアクセスが急降下した
・最高収益部分しか見ずに平均で考えると改修に時間がかかった

等々サイト売買時のデメリットは非常に多くあり、一歩間違うとすべて失いかねない取引となることを理解しなけばなりません。

しかし、これからお伝えする内容をしっかりと理解し事前の確認を怠らずに実践すれば大きなデメリットに出くわすことはありませんのでご安心ください。

※完全にデメリットがなくなるわけではありませんのご了承ください。

サイト売買のコツ

まず初めに、サイト売買のサイトを常にチェックし新しい情報を取りいれることが大切です。良いサイトはすぐに成約済みとなってしまいますので時間との勝負でもあります。

サイト売買のコツ1

一日に数回サイトの確認を行い新規登録、更新情報がないかを確認

これはどの業種、作業にも言えることですね。新しい情報、生きている情報を手に入れるには現場をよく観察することですね。サイトへの訪問を怠らずにとにかく新しいサイト、自分が得意としている分野のサイトが登録されるのを待ちます。

サイト売買のコツ2

自分が今後運営していきたいと思ったジャンルのサイトが登録された。

ここからが勝負です。まず簡単な挨拶からサイトの詳細を確認します。一般的には売主からの交渉OKが出ないと(返信含め)次にすすめません。売主から返答があり次第以下10項目の内容を確認することをお勧めします。

◇サイトURL(ドメイン)
◇運営年数
◇サイトデザイン
◇現在のアクセス
◇現在の収益額(月の最高だけではなく直近1年間の数値も必ず)
数年前の数字ではだめです。直近のデータをもらってください
◇アクセスの集客方法(自然検索、SNS、外部流入など)
必要であればアナリティクスのデータも必須です。

またアナリティクスのデータだけでは不安なので私は以下ツールにて現在のアクセス数(予想)や自然検索の流入数を必ずチェックしています。無料である程度使えますので、ぜひご利用ください。

https://keywordmap.jp/seoresearch/

・自然検索順位変動推移 – 平均順位変動値
・トラフィック・ヒットキーワード数の推移
・ディレクトリ別トラフィック
・自然検索ワード

これらの数値を無料で確認できるので売買サイトのURLを入力して必ず確認をしてください。提出された資料に大幅なずれがないか確認必須です。(若干の誤差はありますのでその点ご了承ください)

サイトの直帰率(ここ重要です)

アナリティクスのデータで構いません直帰率がどのくらいの割合なのかを確認してください。直帰率が80%を超えていたら要注意です。SNSからの流入やとにかくアクセスだけを稼いでいるサイトの可能性がありますので、しっかりと確認(ツール確認)を行ってください。逆に直帰率が20%~30%台であれば優良サイトの部類に入ってくるので、コンテンツの中身も充実しているでしょう。

自然検索の検索データ

自然検索での検索順位を一覧でもらってください。それをもとにサイトがしっかりと上位に位置しているかの確認です。たまに自分のサイトが常に上位いる場合(Googleの設定等)がありますので複数の端末で確認を。

サイトで使っている文章・画像データの著作権確認

サイトで利用している文章・画像の著作権問題を確認してください。すべてコピーしてきた文章ではないのか?画像を保存してアップロードしているのではなく他社サイトのソースだけを貼って表示しているのではないか?等文章・画像の著作権問題は非常に大切な部分となります。せっかく購入したサイトが著作権問題で閉じることになる可能性もありますので。

無料ブログでの運営

無料ブログに独自ドメインを充て運営しているサイトも売買によく出品されます。無料ブログは月額のサーバー費用等が掛からない反面、カスタマイズ性がありません。自分が扱いなれているCMS、今ならワードプレスですかね。での運営確認行ってください。

もちろん無料ブログからワードプレスへの移行もできますが、移行には必ずリスクが伴いますので、初めからワードプレスで運営されているサイトを購入した方が良いでしょう。

これら10項目を徹底的に調べ、質問責めをすることが大切です。またなぜ、サイトを売ることになったのかの理由も大切となります。安定した収益を上げているサイトをなぜ売ることになったのか?もしかしたら何か裏にあるのではないか?という常に疑う気持ちを忘れないでください。

(サイト売買等をする場合、すべての情報を疑うぐらいでちょうど良いと思っています。購入してからの返品、やっぱりやめたききませんので)

次にコツではありませんが、必ず契約書を交わすようにしてください。現在WEB上で利用できる契約書サービスがありますので是非ご利用ください。ここをやっておかないと後々面倒なことになりますので契約書の作成も必須です。

現在、様々なネットフリマでも契約書サービスがありますので売主さんに確認して作成することが大切です。

サイト売買 番外編

サイト売買を行った際「競業避止義務条項」にも気を付ける

例)売主が通販サイトを1000万円で売りたい
1000万円の内容として以下が含まれる条件
◇サイトデータ
◇在庫商品
◇ショッピングの運営に関するマニュアル
◇売上増加のノウハウ
◇ドメイン、レンタルサーバー
◇契約成立後1ヶ月間のサポート

これら必要条件が揃っており、数年後には1000万円を回収できると思って契約をおこないます。しかし、サイトを販売した企業は同じ商品で別サイトを立ち上げた場合、どうなると思いますか?

元々のノウハウがあり、運営する体制も整っている為サイトを購入した方では太刀打ちできませんよね?プラス、サイトを販売した企業はサイト売却前に姉妹サイトができますと告知をし新しいサイトへの移行も行っていました。これは明らかな不正ですよね?

サイト売買をする上でこのあたりもしっかりと見極め「なぜ」サイトを売却するのか?を追求・確認すした上でこれら項目も契約書内に記載する必要があります。

以上サイト売買に関する番外編でした。

プラスαとサイト売買のコツを紹介

先ほど述べた10項目のコツにプラス価格交渉のコツとご紹介します。
サイト売買には、サイトの販売の価格、、ランニングコスト、月の収益額が一番大切になります。

様々なサイトで紹介されている通り、サイトの売買価格を約2年程度で回収できると良いと記載されています。私個人の意見として2年は長いと思っています。

今ネット上での情報は非常に流れが速く、現在は10万円の収益があるが2年後にはなくなっている可能性だってあります。もちろん増えている可能性だってあります。

では、どのくらいで回収できたら良いのかというと

1年

これに尽きます。長くても1年と3ヶ月ぐらいが限界です。

サイトを購入するにあたってサイト運営費、記事作成を依頼するなら外注費等運営するだけでも費用が掛かってくるので早く回収したいですよね?

ここで価格交渉のコツをここでお教えします。
(あまりやりすぎると売主からNGが出るのでほどほどに)

とにかく対象のサイトをチェックします。
チェック項目として、

◇SSLの導入
◇コンテンツ内のリンク切れチェック
◇レイアウトのずれなどのチェック(各ブラウザチェック)

等々サイトを隅々までチェックし粗探しをします。
(ここもすべて伝えてしまうと修正されてしまうのでうまく伝えることが大切です)

これをすることで結構価格の交渉も可能です。しかし交渉をする際ある程度の専門知識が必要になりますので、事前調査は必ず行ってください。

サイトの事を言いすぎたり、低い価格を提示しすぎると交渉がNGとなってしまうのでその点ご注意ください。

サイト売買のまとめ

ここまでサイト売買に関するメリット、デメリット、コツや注意点をご紹介しました。サイト売買はうまく利用すれば短期間で安定した収益を得ることができる売買ですので是非皆様に活用していただけばと思っています。

また、サイト売買に関する事前調査や相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

※あくまでも私の個人的感想ですのでこれらをすべて実行したからと言って必ずうまくいくとは限りませんのでご了承ください。またサイト売買に関する問題等も一切責任はとれませんので予めご了承ください。

サイト売買に役立つメリット、デメリット
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